2015年04月02日

シム調整は大事ですよね!!

今回はメカボックスのシムについてです、よく解らないという方がいらしたので調整の仕方を見ていきたいと思います。
例によってあくまで私見であることはご理解下さいねw。今さらですがしばしお付き合い下さい。

ノイズという形で不具合が出やすいですがシムを調整する利点とは単に静かになるだけではありません。
駆動音が静かならバッテリー効率もよく、耐久性も上がります。

では早速どうやればいいかを行ってみましょう!!。

要点をあげてみます。
メカボックスとギアがきつくなく緩すぎない。
ベベルギアとピニオンギアが適正な位置にある。
ベベルギアとスパーギアが干渉しない。
スパーギアとセクターギアが干渉しない。

なんの事やらですよねw、写真と共に解説いたしますね。

始めはべべルギアです。

ベベルギアとピニオンギアの合わせ方
こう仮組してベベルギアとピニオンギアの位置をあわせて(歯と歯がぴたり重なるようにグリップエンドのスクリューで調節)ギアが微かに動くくらいにシムを入れましょう。
出来たらグリップを外して反対側にもシムを入れメカボックスを合わせネジ止めし、左右に軸がかすかに動く程度に調節。
再度グリップとモーターを付けてバッテリーをつなぎまわしてみてください
音が静かなら成功、シャーっと濁点の少ない音がするはずです。

音が鳴るとき・・・
モーターまで組んだ状態でギアの軸が動くなら始めに入れたシムがうすく、逆なら厚いわけですので0.05ずつシムを移動する感じですね。
またグリップ角度がおかしい社外品があります、どうしても消えないならばその辺りを見てくださいね。

次は真ん中のスパーギアです


スイッチの付いている側のメカボックスに調整したベベルギアを付け(せっかく合わせたシムがばらけないよう注意)スパーギアを付けて噛み合う歯の下が同じになるようシムを入れます。
一度ベベルギアをはずしメカボックスをあわせ反対側にシムをたしながら軸が左右に0.1動くくらいまで、ちゃんとネジ止めして確認しましょう。

最後にセクターギア


スイッチ側のメカボックスにスパーギアをつけ接触しないようにシムを入れます、レンチで指している部分に隙間を作ります0.15くらいがベストだと私は思います。
反対側にもシムを足し、メカボックスをあわせ軸が左右に0.1くらい動くようにできたらOK。

全てのギアをつけメカボックスをネジ止めして本来シリンダーのある所から指いれてギアをまわしてみてください。


1回転半くらい静かに回ればOK、またベアリングの軸受けだともう少しスムーズに回るのできつくしすぎないように注意しましょう。

その状態で一度グリップ、モーターをつけまわしてみます、異音はしませんか?
新品ギアを組む場合バリ取りをしないと少しノイズが出るかも知れません。

一度覚えてしまえば簡単です、チューニングを覚えるならばはじめに身に付けたいスキルですので是非ものにしてくださいね。

では次回までごきげんよう

サンタより   


Posted by フォリッジグリーンときがわ at 09:32Comments(0)トイガンカスタム